44MAGNUMのホームページで発表があったように、PAULさんが
手術をする事になりました。
ご存知の方も居るかと思いますが、パーキンソン病と言う病気は難病で、
今現在も治す方法や原因すら分かっていない病気です。
薬で症状を抑える事しか出来ない病気で、ジワジワと進行して行くだけでどうする事も出来ない病気なんです。
この病気が原因で死に至る事は無いのですが、悪化して行くのは避けられない、
日々、様々な症状と闘いながらの闘病生活を強いられる病気なんです。
患者の方々にとっては生き地獄です。
PAULさんはその生き地獄の中、自身の身体に鞭を打ってステージに上がり続けていました。
PAULさんのコメントにもありましたが、そこまでして歌い続ける必要が有るのか?
と感じる人も居ると思いますが、俺は逆に歌い続けている事がPAULさんにとって
病気と闘って行く上で力になっていると思います。
メンタルの部分で俺らには分からない思いが募ってはります。
「なんで俺が・・・」「明日になったら何も無かったように元気になってへんかなぁ~」とか
といった思いがあったり、葛藤だらけで生きているんだと思います。
俺が他の患者さんと話した時にも同じ想いを聞いています。
夜中に薬の効き目が悪くて目を覚ましても、楽になる方法なんか無い・・・
あまりの苦しさに、「生きてる意味が有るのか? 死んだほうがましかも?」などと
思ってしまう事も有ったという話も聞いています。
けど、「俺には歌がある、ステージに上がれば応援してくれるファンの人達が居る。」
その思いがPAULさんを支えてた事は間違いのない事実です。
ライブ中に見えるファンの方々の笑顔がどれだけPAULさんに元気を与えていたか?
計り知れないものがあると思います。
「皆の笑顔が俺を支えてくれてる」と、常に言うてはりますし、俺もそう感じています♪
今回手術の決断に踏み切れたのも、そんなファンの方々の笑顔を思い出し、
またステージに上がりたいと言う思いが1番強いと自分は感じています。
パーキンソン病の事、手術の事を出来るだけ分かりやすい形で皆さんに伝えられるように
資料を作ってみましたので是非この機会に見て知って下さい。
資料冊子 [パーキンソン病について]
※PDFファイル
出来るだけ多くの人々にパーキンソン病と言う病気の事を伝えたい、
知って貰いたいとの思いが有る事からPAULさんは病気の身体でも、
「今回は自分のケツを蹴り上げて」ステージに立つ事を決意して今に至ります。
まだまだ足りていません・・・
1回目の手術日は「2016年7月13日(水)」です。
俺はその日は病院に行きます。 俺が行って何が出来るか? いや何も出来ませんが、
皆さんの思いを背負って、手術の成功を祈って、無事に戻ってきてくれるように願い続けますので
皆さんも7月13日(水)は、それぞれの場所で祈っていて下さい。
この先も出来る限り、手術前の状況など伝えられる範囲で発信して行きますので、
皆さん応援よろしくです♪
Butterfly Effect / マツ